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ウォータージェット工法の基礎
(7)
費用・料金について
(3)
安全・環境への配慮
(4)
用途・対応素材
(5)
製品・装置について
(4)
会社・ご依頼について
(4)
ウォータージェット工法の基礎
Q
ウォータージェット工法とは、どのような工法ですか?
A
ウォータージェット工法は、200〜300MPaまで加圧した超高圧水を噴射し、対象物を加工する工法の総称です。用途は大きく「洗う」「剥ぐ」「はつる」「切る」の4つに分かれます。火気や薬剤を使わず、粉塵の発生も抑えられるため、稼働中のプラントや市街地工事など、周辺環境への配慮が求められる現場でも安心してご採用いただけます。「どの用途に当てはまるか分からない」というご相談も多くいただきますので、現場条件をお聞かせいただければ、最適な使い分けを一緒に検討いたします。
Q
ウォータージェットの仕組み・原理を教えてください。
A
プランジャ式ポンプで水を200〜300MPaまで加圧し、専用ノズルから噴射します。このとき発生する動圧・衝撃圧・水クサビ効果の3つの力が組み合わさることで、対象物を狙った深さ・形状で加工できる仕組みです。方式は、水のみを噴射する「ピュアWJ」と、研磨材を混合する「アブレシブWJ」の2種類に分かれます。原理は単純ですが、現場ごとに最適な圧力・ノズル選定は変わりますので、初めてご検討の方にも分かるようにご説明いたします。
Q
ウォータージェット工法のメリット・デメリットを教えてください。
A
メリットは、火気を使わない安全性、粉塵が少ない作業環境、鉄筋を傷めない選択的除去性、低振動、そして環境負荷の低さです。一方でデメリットとして、排水処理の準備・騒音対策・初期設備コスト・条件によっては機械加工より加工速度が落ちる点が挙げられます。どの工法にも一長一短がありますので、現場の条件や優先したい項目をお伺いしたうえで、他工法との比較表もお示ししながら、お客様にとって本当に適した方法かどうかを一緒に確認させてください。
Q
ウォータージェットは、ブラスト・機械はつり・レーザーとどう違うのですか?
A
それぞれの特性は次の通りです。ブラストは研磨材を用いた表面処理に特化、一方WJは水のみで作業でき環境負荷を抑えられます。機械はつりは振動・粉塵が大きいのに対し、WJは鉄筋を損傷せず低振動で施工できます。レーザーは薄板の高精度加工に強い反面、熱影響がありますが、WJは熱影響ゼロで素材を選びません。お客様の用途・素材・周辺環境によって最適解は変わりますので、当社ではブラスト・レーザーでのご提案もできますので適した方法を一緒にご確認いたします。
Q
ウォータージェットの水圧はどのくらいですか?
A
一般的な作業圧力は100〜300MPa(1,000〜3,000気圧)です。用途ごとの目安は、洗浄が70〜150MPa、はつりが150〜245MPa、切断が200〜300MPaとなります。家庭用高圧洗浄機(約10MPa)と比較すると20〜30倍にあたりますが、圧力値だけでは規模感が掴みにくいため、用途別の目安と運用設計をあわせてご提示します。日進機工の超高圧水発生装置は最大280MPaに対応し、安全カバーや遠隔操作を含む運用設計までご提案いたします。
Q
「ウォーターブラスト」と「ウォータージェット」は、どう違うのですか?
A
実務上はほぼ同義で使われていますが、厳密には少し意味合いが異なります。ウォーターブラストは洗浄や塗膜除去といった表面処理に特化した呼称で、ウォータージェットは切断・はつりまで含む、より広義の言葉です。国際規格上は「ウォータージェッティング」が正式名称とされています。呼び方の違いで混乱されるお客様も多いので、お問い合わせの際は実現したい作業内容をそのままお伝えいただければ、こちらで適切な工法に整理してご案内いたします。
Q
ウォータージェット施工に必要な資格・免許はありますか?
A
ウォータージェットそのものに紐づく国家資格はありませんが、安全教育の受講が強く推奨されています。加えて現場によっては、高圧ガス関連の知識や足場組立等作業主任者などの資格が必要となるケースがあります。日進機工では、これらの公的教育に加え自社オリジナルの安全教育プログラムを継続的に実施しており、作業員一人ひとりがしっかり理解してから現場に入ります。発注側のお客様にも安心して施工をお任せいただけるよう、教育記録の開示にも対応しております。
費用・料金について
Q
ウォータージェット施工の費用・単価はどのくらいですか?
A
費用は、施工面積・対象材質・工法(洗浄/はつり/切断)・現場条件によって大きく変動します。単価に影響する主な要素は、(1)面積・深さ、(2)素材の硬度、(3)現場へのアクセス性、(4)排水処理の有無、(5)夜間・休日施工の要否の5点です。これらの条件で金額レンジが大きく変わるため、目安単価のみのご提示は実態とずれてしまうおそれがあります。図面や写真、施工対象の概要をお送りいただければ、その情報をもとに具体的な単価帯と概算レンジを無料でお見積りいたします。
Q
超高圧水発生装置(ポンプ)の価格はどのくらいですか?
A
価格は仕様とカスタマイズ範囲により幅があるため、考え方からお伝えします。主な変動要因は、吐出圧力(MPa)・流量(L/min)・モーター出力・冷却方式といった仕様、および自動化や安全装置などのカスタマイズ範囲です。標準モデルと特注仕様では価格帯が異なるため、一律の金額表示はあえて控えております。お客様の用途・施工対象・稼働時間をお伺いしたうえで、最適な構成と個別お見積りをご提案いたします。比較検討中の段階でもお気軽にご相談ください。
Q
見積りは無料ですか?どのくらいで届きますか?
A
はい、お見積りは無料で承っております。概算見積りであれば、必要情報をご共有いただいてから通常3〜5営業日でご提出いたします。現場の状況確認が必要なご依頼については、別途日程をご相談のうえ調査にお伺いします。ご連絡は電話・メール・Webフォームのいずれからでも結構です。「まだ情報が揃っていない」「相見積りの参考にしたい」といった段階でも丁寧に対応いたしますので、どうぞお気軽にお声がけください。
安全・環境への配慮
Q
ウォータージェット工法は危険ですか?安全対策はどうしていますか?
A
超高圧水は適切な管理が前提となる技術であり、日進機工では事故ゼロを目指して5層の安全対策を徹底しています。具体的には、①作業員への安全教育の定期実施、②防護装備の着用(用途に応じた装備を規定)、③ノズル方向に応じた安全距離の確保、④緊急停止装置(非常停止スイッチ)の標準設置、⑤排水処理システムの常時運用、です。標準作業手順書(SOP)に沿った現場運用で、第三者の方にも安心していただける環境を整えております。安全面でご不安な点があれば、事前にご相談いただければ現場ごとの対策もご説明いたします。
Q
ウォータージェット施工の騒音はどのくらいですか?
A
施工時の騒音は概ね80〜100dB程度です。機械はつり(110〜120dB)と比較するとおよそ10〜20dB低く、近隣への影響を抑えやすい工法といえます。さらに防音カバーや遮音壁を組み合わせることで、住宅地周辺や夜間施工にも対応可能です。「近隣住民への配慮が必要」「学校・病院が近い」といったご事情がある場合も、現場条件を丁寧に確認したうえで最適な防音計画をご提案いたします。お気になる点はお気軽にお聞かせください。
Q
ウォータージェットの排水処理はどのように行うのですか?
A
施工で発生する排水は、専用の排水処理装置でろ過・沈殿処理を行ったうえで放流します。沈殿した汚泥は産業廃棄物として法令に基づき適切に処分し、排水水質も環境基準に準拠して管理いたします。さらに、放流が難しい現場や水資源を節約したい現場には、水循環再利用システムでの対応も検討可能です。「周辺環境への影響が心配」「自治体との調整が必要」といったお悩みも一緒に整理しながら進めますので、まずは現場状況をお聞かせください。
Q
ウォータージェットは環境に優しい工法ですか?
A
はい、ウォータージェット工法は環境負荷の低い工法として評価いただいております。化学薬品・粉塵・熱を発生させないため作業環境を清潔に保ちやすく、使用した水はろ過処理によって再利用が可能です。機械工法と比較してCO2排出量も少なく、SDGsやカーボンニュートラルへの取り組みを進められるお客様にも採用いただいています。環境配慮を経営方針に掲げる事業者様の調達基準にも合致する選択肢としてご採用いただいております。
用途・対応素材
Q
ウォータージェットでコンクリートのはつりはできますか?
A
はい、コンクリートはつりに対応しております。ウォータージェットはつり最大の特長は、鉄筋を傷つけずにコンクリートのみを選択的に除去できる点です。深さも10mm単位で細かく調整できるため、構造躯体を保護しながら必要な範囲だけを除去いただけます。橋梁・トンネル・ダムといった社会インフラの補修工事でも多数の施工実績があり、重要構造物を預かる現場にも安心してお任せいただけます。現場条件に合わせた最適なご提案をいたしますので、図面や写真をお送りいただければ具体的な検討が可能です。
Q
ウォータージェットで金属の切断はできますか?
A
はい、研掃剤を混合する「アブレシブWJ」であれば、ステンレス・アルミ・チタン・銅など幅広い金属を切断できます。水を主体とした冷間加工のため、熱影響による材質変性が起こらず、板厚200mm以上の厚板にも対応可能です。当社の装置での切断は、設備の解体やガス管など火気厳禁の場所での作業に適しています。お困りの際は、図面や現物の状態を拝見したうえで最適な条件をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
Q
ウォータージェットで塗装の剥離はできますか?
A
はい、ウォータージェットによる塗装剥離に対応しております。化学薬品やブラスト材を使わず水の力だけで処理するため、産業廃棄物や周辺環境への負荷を抑えられる工法です。鉄鋼構造物・橋梁・プラント設備など、これまで多数の現場で塗膜のみを除去し素地を傷めない仕上がりを実現してきました。「鋼材へのダメージが心配」「近隣作業への影響を避けたい」といったご懸念にも、現場条件を確認しながら丁寧に進めますのでご安心ください。
Q
対応できる素材・材質を教えてください。
A
コンクリート・金属全般・石材・ガラス・樹脂・複合材・ゴム・木材など、ほぼ全ての素材に対応可能です。当社ではピュアWJ/アブレシブWJの使い分けを、求められる仕上がりに応じて最適な工法をご提示できます。お客様の現場条件をうかがいながら最適な組み合わせを一緒に検討いたしますので、判断に迷う素材がございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
Q
火気使用が禁止されている場所でも施工できますか?
A
はい、対応可能です。ウォータージェット工法は水の力で切断・はつり・洗浄を行うため、火気や火花が一切発生しません。そのため、石油化学プラント・ガス施設・食品工場など、可燃性ガスや粉じんが懸念される火気厳禁エリアでも安全に作業を進められます。「定修期間中に安全に短時間で終わらせたい」「近接設備を止めずに進めたい」といった現場ごとのご事情にも、安全計画とあわせて一緒に組み立てていきますので、まずは現場条件をお聞かせください。
製品・装置について
Q
超高圧水発生装置のラインナップは?
A
日進機工が自社開発・製造する超高圧水発生装置は、最高圧力280MPaの「マグナム」、「マグナム」の性能はそのままで小型化した「ネオ」、最大吐出量をアップし、3次排ガス規制に対応したエンジンを持つ「ネオプラス」、最小水量、小型、電動モーター仕様の「コンパクト」の4モデルを展開しています。ご検討の段階で用途・使用環境をお知らせ頂ければ、該当モデルの選定を致します。
Q
超高圧洗浄機は、どのように選べばよいですか?
A
選定の基本軸は「用途(洗浄/はつり/切断)」「必要圧力」「必要流量」「設置環境」の4点です。標準仕様で条件に合わない場合は、ご相談ください。仕様検討にあたってご不明点があれば、同じフォームからお気軽にお問い合わせください。
Q
装置のオーダーメイド(カスタマイズ)はできますか?
A
はい、可能です。日進機工は「一品一様」のオーダーメイド対応を強みとしており、企画・設計・製造・据付までを社内で一貫してお引き受けしています。お客様の現場条件・搬入経路・既存設備との取り合い・要求仕様をひとつずつ確認しながら、最適な構成へ落とし込んでまいります。過去には自動車・電力・建築土木の各分野で多様なカスタマイズ事例がございますので、近しい条件の実績もあわせてご紹介可能です。「こんなことできる?」というご相談段階から、お気軽にお声がけください。
Q
装置のメンテナンスやアフターサポートはありますか?
A
はい、自社開発メーカーならではのアフターサポート体制を整えております。定期メンテナンス・緊急修理・消耗品や部品の交換まで一貫して対応しており、構造を熟知した技術者が直接お伺いいたします。愛知県の技術センターでは装置の受入検査・修理にも対応可能です。「急なトラブル時にすぐ連絡できる窓口がほしい」「予防保全の計画を一緒に立てたい」といったご要望にも、現場ごとの稼働状況に合わせて丁寧に伴走いたしますので、安心してお任せください。
会社・ご依頼について
Q
日進機工は、どのような会社ですか?
A
日進機工は、ウォータージェット工法のパイオニアとして歩んできた会社です。装置メーカー・施工・メンテナンスを一社で担う一気通貫体制を強みに、自動車・電力・石油化学・建築土木の4分野で事業を展開しています。自社開発の超高圧水発生装置は、現場で培った知見を一台ずつに反映してまいりました。WJ業界の標準を作ってきた装置開発・施工・メンテナンスの実績と、現場と向き合ってきた姿勢の両輪が当社の強みです。お困りごとがあれば、まずはお気軽にお声がけください。
Q
対応エリアはどこまでですか?地方や海外の案件も依頼できますか?
A
全国対応しております。本社は愛知県名古屋市、技術センターも愛知県内に構えており、ここを拠点に全国各地の現場へ出張施工に伺います。遠方・離島も実績がございますので、所在地と概要をお知らせいただければ可否を即日ご回答いたします。遠方のお客様には移動工程やスケジュールのご負担に配慮しながら段取りを組ませていただきますし、現地の事情に合わせた打合せ方法もご提案いたします。現状、海外での施工又は製品の販売の対応はしておりません。
Q
施工を依頼する場合、どのような流れで進みますか?
A
ご依頼は次の8ステップで進みます。①Webフォーム・電話・メールでのお問い合わせ、②ヒアリング、③現場調査(必要な場合)、④見積り提出、⑤ご発注、⑥施工計画策定、⑦施工、⑧完了報告。各ステップの所要日数の目安もご案内しております。初めてご相談される方にも分かりやすいよう、その都度の進捗や次に何が必要かを丁寧にお伝えしながら進めますのでご安心ください。ご質問やご不安な点が出てきましたら、どの段階でも遠慮なくお声がけください。一緒に最適な進め方を考えていきます。
Q
機密情報の取り扱いについて、どのような対応をしていますか?
A
自動車メーカー様をはじめとする厳格なセキュリティ基準に準拠して運用しております。NDA(秘密保持契約)の締結に対応しており、施工写真や案件情報の外部公開もすべて事前承認制です。社内では情報セキュリティポリシーを整備し、現場担当者まで周知徹底しています。お客様の大切な情報をお預かりするという意識を社員一人ひとりが持って業務にあたっておりますので、安心してお任せください。ご懸念や追加で取り交わしたい事項があれば、契約前の段階で遠慮なくお申し付けください。
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